万葉集主要論文所収歌句データベース(試作)


 論文タイトル
萬葉集の藝述史的位置(下)
 論文サブタイトル
古代文藝の様式について
 単著/共著
単著
 論者名
中村茂夫
 ふりがな
なかむらしげお
 発行年月
1953/1
 発表雑誌名
萬葉
 特集タイトル

 発行所
萬葉学会
 発行番号
6
 掲載頁
4450
 巻番号

 対象歌番号

 対象歌句番号

 歌作者データ

 参考歌番号

 キーワード
芸術様式,視覚的把握,構想性,無限空間,古今集,新古今集
 論文要旨
「萬葉」第五号にひきつづき、平安初期以降の文芸様式について、彫像、和歌、絵画などを例に述べる。平安朝以降、芸術様式に大きな影響を与えた要因として視覚的把握をとりあげ、さらに平安中期には個体を越えた無限空間との関連が発見されたことを指摘するなど古今集、新古今集の例を中心に説明する。古代の客観主義に対して主観主義の芸術観が生まれ、自立芸術の思想が文芸の領域で確立されていたことに注目している。"